各種警報・注意報発令時の避難誘導
津波警報などの災害警報や台風、落雷などの注意報発令時、各市町村でも防災無線等で対応はしていますが、海岸付近は波の音や風の影響において、その認知はしづらいものです。海岸全域に分布しているマリンスポーツ等の利用者に対し、サイレンとスピーカーを装備した巡回監視車両を用いて避難誘導を呼び掛ける防災情報の伝達を行っています。
また、日頃より海岸付近の利用者分布の把握に努めることにより、各種警報・注意報発令時の避難誘導を効率的に行うことができます。利用者状況調査は、利用者の分布、利用目的、利用手段等の項目にわけて詳細に行っています。
津波や災害発令時の避難の合図「オレンジフラッグ」の認知浸透への取り組み
「オレンジフラッグ」とは、日本財団と全国各地の団体でつくる「渚の交番プロジェクト」が津波注意報・警報発令時に波の音や風の影響に左右されない視覚的な避難合図として、全国各地で認知を広める活動が行われている新しい津波情報の伝達手段です。まだ、全国でのオフィシャル化には至っていませんが、効果的な津波情報の伝達手段として、私たちJ-PROもこの認知浸透に取り組んでいます。「オレンジフラッグ」が掲揚された場合はただちに海岸から高台に避難して下さい。
※まだ「オレンジフラッグ」が導入されていない海岸も多数ありますので、津波注意報・警報発令時にすべての海岸で「オレンジフラッグ」が掲揚されるわけではありません。
※また、導入されている海岸においても掲揚は人的な作業によるものですので、掲揚ができない状況も想定されます。
【オレンジフラッグ推奨団体】